Wegener Surf Stay in 京北

KYOTO KOUGEI WEEKと漆屋・堤淺吉漆店の共催企画「From Surfing to Traditional Crafts」を記念して、世界的サーフボード・シェイパーであるTom Wegener氏がオーストラリア・ヌーサで開催している、滞在型ワークショップ『Wegener Surf Stay』を京都・京北で企画しました。

参加者は前日から京北に乗り込み、ワークショップ前夜祭として「BEYOND TRADITION」を上映し、Tom Wegener氏を囲んで、次世代につなぎたい美しい海と山、自然と工芸の未来について語らいます。自然と共生する知恵や文化が今も暮らしの中に生き続ける、京都・京北にて、人・工芸・自然がつながる特別な一夜となります。

BEYOND TRADITIONとは、堤淺吉漆店の堤卓也が、プロデューサー青木真氏とともにオーストラリアに渡り、Tom Wegener氏と漆ALAIAを制作した過程と、このプロジェクトに関わった海や山、風を愛する人々の、次世代への願いを記録したショート・フィルムです。

ワークショップ当日は、Tom Wegener氏と、Tom氏の活動に共鳴し、ハンドプレーンのワークショップを全国各地で開催されている小川透氏のサポートのもと、古代ハワイアンが乗っていた木製ボディボードPAIPOを、制作します。希望者には摺漆仕上げのオプションを承ります。

*定員に達したため受付は終了いたしました。


◆概要

◎日時:2019/9/7(土)14時集合~ 9/8(日) 17時解散

◎料金:38,000円

・料金に含まれるもの

*ワークショップ前夜イベント参加料、*Tom Wegenerと作るPAIPO(摺漆仕上げ別料金)

*Tom Wegenerと語らう特別な時間、*宿泊料、*食事(7日夜、8日朝+昼)

・料金に含まれないもの

*京北までの交通費(現地集合)、*7日夜のドリンクはキャッシュオンとなります。


◎定員8名 

申込先:*定員に達したため受付は終了いたしました。

◎開催場所:京北地域一体

*各会場の移動は車で10分〜15分ぐらい。京北到着後の移動については送迎をいたします。

*ワークショップ前夜イベント:「ユーカラの家」 京都市右京区京北大野町横枕31

*ワークショップ:「京北森林組合加工センター」 京都市右京区京北鳥居町昇尾5−2

*参加者宿泊場所:「あうる」 https://kyosemi.or.jp/


◎注意事項|必ずご確認ください

・当企画の特性上、必ず事前にやり取りの行える連絡先をお知らせください。

・参加費は事前入金をお願いしています。振込先などは参加申込ののち、別途ご連絡いたします。また、一旦納入された参加費等の返金はいかなる理由であっても対応できません。

・イベントの内容については急遽止むを得ず変更となる場合がございます。

・イベント開催期間内において発生した一切の事故や怪我・病気などの責任を負いかねます。予めご了承ください。

◎問い合わせ先:urushiya@kyourushi-tsutsumi.co.jp

■Tom Wegener|Tom Wegener Surfboards

■Tom Wegener|Tom Wegener Surfboards

■Tom Wegener|Tom Wegener Surfboards

カルフォルニア出身ジョエル・チューダーとともに、ドナルド・タカヤマのチームライダーとして活躍したレジェンドサーファー。
現在はオーストラリアのヌーサヘッズにて、マスターシェイパーとしてウッドサーフボードを製作中。ウレタン以外の選択肢として、古代ハワイアンが乗っていた木製サーフボード「ALAIA(アライア)」を現代に甦らせました。
サーフボードのデザイン、文化や歴史についてもとても造詣が深く、2009年にはシェイパーオブザイヤーを獲得、2019年にはサンシャインコースと大学の博士号も取得しています。
サーフィンを通して伝わる、環境についての考え方や生き方は多くの人に影響を与え続けています。

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■ALAIA / PAIPO

ヨーロッパによる入植以前、ハワイでは古代よりウッドボードでのサーフィンが楽しまれていました。性別や立場を越えて、それは生活の一部の遊びとして定着していたと言われています。当時のウッドボードは種類ごとにALAIA(アライア)、PAIPO(パイポ)、OLO(オロ)と名づけられ、少しずつ使われ方が違ったそうです。
もっともポピュラーだった7フィートから12フィートまでの長さのウッドボードが、ALAIAと呼ばれていました。現代でいうボディボードのように腹ばいで乗るPAIPOは、主に子どもが楽しんでいたそう。OLOはと呼ばれたALAIAよりも長く17フィートまでのボードは、王族専用のものだったそうです。

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■堤卓也|堤淺吉漆店

堤淺吉漆店 専務。北海道大学農学部を卒業後、他業種を経て 2004 年から家業に従事。漆漉し・精製・調合等に携わり、伝統産業や修復分野において、ニーズに合わせた商品を提供する。一方で、人々の暮らしと漆との距離感や、漆の生産量の減少に危機感を感じ、漆のある暮らしを次世代の子ども達につなぐ取り組みとして「うるしのいっぽ」を始める。「サーフボード × 漆」「BMX× 漆」「スケボー × 漆」など、漆との新しい出会いを提供。サスティナブルな自然素材『漆』を通してきれいな地球を次世代に残すべく奮闘中。

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